FX自動売買を上手く利用する
FX自動売買と裁量FXでは、できる取引方法が違います。
裁量FXでは時々の相場に合わせた取引ができ、FX自動売買では相場に最適な取引ができます。
微妙な違いのように見えますが、FX取引の中では意味が大きく違ってきます。
FX自動売買は、相場が急変した場合、対応する事が難しくなります。
売買システムには、想定された相場に合わせた最適な取引方法しかプログラムされていないためです。
裁量の場合は、臨機応変に取引が出来るのですが、これが出来る人はプロでも一握りです。
裁量FXをしている人は、苦手な部分をFX自動売買で行い、あとは自分で担当するというスタイルが確立できるのがベストです。
FX自動売買と裁量FXでお互いの足りない部分を補っていきましょう。
苦手通貨はFX自動売買で取引をする
通貨には、相場変動の癖があります。
裁量FXをしてる人は、好んで取引をする通貨ペアと、苦手だから取引をしない通貨ペアがあると思います。
得意な通貨ペアは今までどおり、裁量FXで取引をして、苦手な通貨ペアはFX自動売買で取引をしてみてはどうでしょうか。
もし裁量トレードで損失ばかり出してしまう通貨ベアがある場合にはFX自動売買で取引した方が全体の収益が上がってくると思います。
FX自動売買の場合は、その通貨ペアでの取引が得意な売買システムを選べばいいだけなので、簡単に複数通貨での取引ができます。
短期取引はFX自動売買で行う
FX自動売買の売買システムは、短期から中期でポジションをもつようにプログラムされているものが多くあります。
スワップポイント狙いの取引では、FX自動売買よりも裁量FXのほうが最適です。
長期取引は自分で行って、短期での為替差益を狙った取引は、FX自動売買を利用するという戦略もあります。
自分の中で上手く振り分けて、裁量取引と自動売買取引を両立することがFXで安定した収益をあげるポイントとなってくるでしょう。
FX自動売買と裁量FXの両方を使いこなすことが投資成功への近道となるかもしれません。